今日、日経に、法人税率を下げる代わりに、財源確保のために、繰越欠損金制度を縮小する旨が検討されていることが載っていました。
繰越欠損金制度とは、例えば当期が赤字となった場合、その赤字を翌期以降の黒字と相殺することができる制度です。ゴーイングコンサーンが前提である企業にとってはごくごく当たり前の制度だと思います。
具体的にこれをどのように利用を制限することになるのかよく分かりませんが、法人税率を下げる代わりに繰越欠損金を制限するなんてあまりにダイナミズムに欠けると思いませんか?税制で日本を魅力的に見せて企業を呼び込み、雇用を創出し、市場を活性化させ、結果として税収を増加させようといったビジョン、信念が感じられません。苦しい国庫事情の中、財源確保も重要なのは十分理解しているつもりですが、今の日本というシステムは残念ながら硬直化してしまっているなあと感じました。
このブログ記事を参照しているブログ一覧:
繰越欠損金
このブログ記事に対するトラックバックURL:
http://www.tasaki-tax.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/230
コメントする